
こんにちは、ウメジローです!
今回は、お宮参りでの赤ちゃんの服装についてご説明します。
お子さんのご誕生、おめでとうございます!
お宮参りに行くことが決まると、迷ってしまうのが、赤ちゃんの服装。
人生ではじめてのお参りですから、きちんと着飾ってあげたいですよね。
お宮参りの赤ちゃんの服装は、掛け着といわれる着物か、ベビードレスが一般的です。
洋装和装どちらにしても、レンタルも購入もできます。
まずは、和装と洋装のメリットデメリットを知っておきましょう。
レンタルにするか購入するか、迷ったときの選ぶ基準もお伝えしますね。
お宮参りは地域によって作法が違うので、あくまでも1つの例として、
参考にしてもらえればうれしいです。
お宮参りの赤ちゃんの着物
赤ちゃんの着物は、背中の部分にたっぷりと絵柄が描かれた、華やかな着物です。
産着・初着・掛け着・祝い着・熨斗目(のしめ)など、いろいろな呼び名がありますが、すべて同じ形の着物です。
- 男の子の着物は、五つ紋つきが主流です。
柄…鷹・兜・松・竜・宝船・束ね熨斗など、力強い絵柄です。
色…黒・紺・白・青・紫・緑・シルバーなど、モノトーンや寒色が多いです。 - 女の子の着物は、綸子(りんず:ツヤがある生地)や縮緬(ちりめん:シワがある生地)や絞り(しぼり:ぼこぼこした生地)など、さまざまな織り方や染め方の生地が使われています。
柄…お花・蝶・手毬・鈴・御所車など、かわいらしい絵柄です。
最近はリボンもあります。
色…ピンク・赤・白・黄色・水色など、暖色や柔らかい色味が多いです。
正式な着方は次のとおり↓
- 赤ちゃんに肌着を着せ、白羽二重という内着を着せます。
白羽二重とは、真っ白な絹で作られた産着です。 - 大人が赤ちゃんを抱っこします。
- 赤ちゃんに着物を羽織らせ、着物に付いている紐を、大人の首の後ろで結びます。
赤ちゃんには、大黒帽という帽子、よだれかけを着せることが一般的です。
さらに、お守り袋・扇子・でんでん太鼓などの小物を、着物の紐にかけることも多いです。
抱っこしている人の背中に、ジャラジャラつけます。
わかりやすい動画があったので、ご紹介します↓
着物の紐を内側から袖にとおすと、しっかり着物の柄が見えます。
このひと手間をわすれずに!
- お宮参りの特別感がある
- 日本ならではの伝統が感じられる
- 色や柄をたくさんの種類の中から選ぶことができる
- 高級感がある
デメリット
- 着用に手間がかかる
- 費用がかかる
- 大人は赤ちゃんを抱っこする人以外に、1人以上の同行が必要
着方を読んでもらって気づいたかと思いますが、赤ちゃんの着る物が多いです。
冬場はまだしも、夏場だと具合が悪くなってしまいます。
また、白羽二重は、かなり高価な着物。
赤ちゃんの成長は早いですから、すぐに着られなくなってしまいます。
そのような理由から、白羽二重をロンパースやベビードレスで代用する人が増えています。
夏場は通気性のよい服にしてあげれば、赤ちゃんも安心ですね。
お宮参りの赤ちゃんのベビードレス
赤ちゃんの洋装は、セレモニードレスなどのベビードレスと、おしゃれなロンパースやカバーオールがあります。
ベビードレスは、白いレース製が主流です。
ベビードレスの場合、男の子用と女の子用の形の違いはありません。
ロンパースやカバーオールは、蝶ネクタイ付き、タキシード風、セーラー服風、着物風など、かしこまったお出かけにぴったりなデザインがあります。
大人が赤ちゃんを抱っこしたあと、着物のように羽織る、レースのケープもあります。
ケープをかけると、フォーマル感がグッと増します。
- 着用が簡単、扱いやすい
- 着物に比べると費用が安い
- 赤ちゃんを抱っこする人1人でもお出かけできる
デメリット
- 似たようなデザインや色が多く、差別化しにくい
- ロンパースやカバーオールは普段着と似ていて、特別感が出しにくい
退院のときにセレモニードレスを着せ、お宮参りにも同じ洋服を使う人も多いです。
赤ちゃんはすぐに大きくなりますから、着られるうちにいっぱい着たらいいですね。
お宮参り用の赤ちゃんの服はレンタルと購入どっちがいい?
お宮参りは、基本的に一度だけです。
その一度のために服を揃えるとなると、どうしても悩んでしまいますよね。
赤ちゃんに何をしてあげたいのかに焦点をあてて、ご家族でよく話し合いましょう。
洋装の場合
ベビードレスを着る機会は、退院のとき・お七夜(命名式)のとき・お宮参りのときくらいでしょう。
3か月後のお食い初めは、白い産着から色付きの小袖を着るというお色直しを兼ねた行事です。
なので、真っ白なベビードレスは、3か月後には着られなくなってしまう、貴重な洋服です。
「一度だけのために購入するのは…」と戸惑うようなら、レンタルにしましょう。
ただし、レンタルも購入も、金額的にはさほど差がありません。
あ、ブランド品は別w
赤ちゃんのお宮参りの時期にもよりますが、3か月後も着られる洋服を選びたいのなら、よそ行き用ロンパースやカバーオールの購入をおすすめします。
ちょっとあらたまった食事会や、結婚式のお呼ばれがあったときにも使えます。
おすすめのお店は、スウィートマミー
授乳服とマタニティウェアの専門店ですが、他とはちょっと違ったかわいいドレスが売っています。
日本製でオーガニックコットンを使っている製品が多いのも◎
ウェブサイトのトップページの検索枠に「セレモニードレス」と入力して検索すると、
そのとき販売しているドレスが表示されますよ。
ママのフォーマルウェアも充実していますから、赤ちゃんのドレスと雰囲気を揃えることもできます。

和装の場合
もし購入を検討しているのなら、早めの準備が必要です。
一から仕立てると時間がかかりますし、仕立て済みの着物でも男の子は紋入れに時間がかかります。
ポリエステル製か正絹か、素材もよく確かめましょう。
金額はもちろん、その後のお手入れの仕方が変わります。
購入の最大のメリットは、七五三で同じ着物を使えるということ。
仕立て代は別途必要ですけれど、お宮参りの写真と見比べて、「こんなに大きくなったんだ!」と嬉しい実感がわきますよ♪
よい素材を選んで丁寧に保管しておけば、孫が生まれたときにまた使えるかもしれません。
「七五三のときには、子どもに好きな服を選ばせてあげたい」
「七五三用の着物は、上の子のお下がりがある」など、
七五三とは分けて和装を検討しているのなら、レンタルがおすすめです。
チェーン展開している子ども写真館(スタジオアリスなど)では、写真館で撮影をした赤ちゃんには、無料で着物の貸し出しをしています。
写真撮影を検討しているのなら、写真館に問い合わせてみましょう。
しかし、無料のレンタル着物は、強めな制限があります。
種類が限られていたり、貸出時間が短かったり…
「好きな着物を選びたい」「ゆったりお参りをしたい」
そんなときは、有料のレンタルをおすすめします。
オススメは、きものレンタル365
老舗呉服店のオンラインレンタルショップです。
なによりも、赤ちゃん用の着物の種類が豊富!
レンタル期間は3泊4日と余裕があって、延長(別途料金)も可能です。
大人の着物の取り揃えも充実しているので、ママやおばあちゃんも一緒に選べますね^^
赤ちゃんの服装のまとめ
赤ちゃんのお宮参りの服装について、まとめます↓
- 和装洋装、それぞれにメリットデメリットがある
- 洋装の場合、服の種類は、生後3か月目を基準に考える
- 和装の場合、購入かレンタルかは、七五三を基準に考える
両家のしきたりや、地域のしきたりなど、たくさんの大人の意見があると思います。
しかし、お宮参りは赤ちゃんのためのお参り。
赤ちゃんがいちばん気持ちよく過ごせる服装を、選んであげてくださいね。
おわり。